御忌法要

2月23日(月)11時より

ぎょき法要と読み、法然上人の忌日法要です。

御忌とは宗祖法然上人は建暦2年(1212)1月25日、80歳をもって浄土へお還りになりましたので、今年は数えて804回目のご命日を迎えました。

我が浄土宗には三勅という私たちが誇りにおもう3つの事柄があります。勅とは即ち天皇陛下の命令であります。

一つ目は「勅修御伝」、すなわち法然上人の伝記が国家事業として編纂されました。

二つ目は大師号であり上人は今日までに8度の国家表彰を受けておられます。

そして三つ目には法然上人のご命日のおつとめを御忌と称することです。

御忌とは本来は天皇陛下、皇后陛下の忌日法要のことをいい一般には許されませんが、上人の他に例を見ない功績を称え大永4年(1524)御柏原天皇の勅命により御忌をつとめるようになりました。

絶えることのない戦や、飢餓に苦しむ人々、今もこの先にも絶望しかないものにまでお念仏を弘め生きる歓びを示してくださった上人の恩徳に感謝し、ご参詣いただく皆様とお念仏いたします。

 

 

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